ひとり暮らしに必要な3大要素|お金・住まい・仕事を確保するロードマップ(分岐あり)

「ひとり暮らしをするためには、結局なにが必要なんだろう?
と考えてドツボにハマっていませんか?

一旦この記事を読んで、頭の中を整理してモヤモヤを解消していきましょう!

ひとり暮らしにはお金・住まい・仕事が必要

さっそく結論ですが、ひとり暮らしには

  • お金(貯金)
  • 住まい
  • 仕事(継続的に入る給料)

が必要です。

それぞれどれくらいが目安なのか、次の章から解説します。

必要な「お金(貯金)」の目安

あくまでも目安ですが、一般的にはおおよそ以下の金額が必要です。

部屋を借りる際の初期費用:20~30万円※
  • 引越し費用:3万円程度(荷物量によって変動)
  • 冷蔵庫・洗濯機・電子レンジ:合計で5万円~
  • 寝具:1万円~
  • その他消耗品など:1万円~

少なくとも合計で30~40万円くらいは必要だと考えておきましょう。
費目を見るとわかると思いますが、最低ラインのギリギリで見積もっていますので、余裕が欲しい方は+10万円程度は見ておくとなお安全です。

※家賃6万円の物件で、敷金1カ月分・礼金1カ月分・仲介手数料1カ月分・保証会社1カ月分・前家賃1カ月分を目安に算出。20万円のパターンは敷礼0物件を想定。

必要な「住まい」の目安

住みたいエリアや、間取りによって家賃は大きく異なります。
気になる街の家賃相場を調べるには、以下のサイトがおすすめです。

参考 気になる街の相場から物件を探そう!家賃相場LIFULL HOME’S

余裕を持って支払えるとされている家賃の金額は収入の1/4、問題ないとされるのは1/3といわれることが多いですね。

住みたい部屋や家を決めるということは、その分の収入を稼がなければいけないということでもあります。これから探す仕事の内容にも影響しますので、楽しみつつも慎重に選んでいきましょう。

すでに仕事をしていて給料が確定している人は、収入÷4または3で算出してみてくださいね。

必要な「仕事 ≒ 給料」の目安

ひとり暮らしを維持するためには、毎月ある程度決まった金額の収入が必要です。

もし時給制の仕事をすることを検討しているなら、時給×1日あたりの労働予定時間×20日でおおよその月収を計算してみましょう。日給制でも同様です。

なぜ20日間かといえば、1年で一番日数が少ない2月に週2日×4週間=月8日休みを取ると、この日数になるからです。収入は一番少ないラインで考えておくと、多少の変動にも耐えられるようになりますよ。

この計算した月収が住む(住みたい)部屋の家賃×4または3になっていれば、おおむね問題ありません。しかし満たない場合は、仕事または部屋のランクを再検討してみましょう。

収入に対して固定費を一定割合以下に抑えることが、無理なくひとり暮らしを軌道に乗せるコツです。

足りない要素にあわせて対策しよう

さて「ひとり暮らしをしたいけれどできない!」という人は、上記の「お金・住まい・仕事のいずれかが不足しているケースがほとんどでしょう。

どの要素が欠けているかによって、アプローチの方法が異なりますのでいくつかのパターンを紹介します。

なおここでいう「住まい」とは、「独立して暮らすための住まい」を指しています。

お金×住まい×仕事を一気に解決できる方法

「お金・住まい・仕事」のいずれもないけれど、働けるコンディションにある人は、以下の3つのパターンがおすすめです。

お金と住まいをまとめてゲットできる仕事
  • リゾートバイト
  • 工場の期間工
  • その他住み込みや寮付きの仕事(新聞配達など)

上記のいずれも「住み込みの仕事」でまとめることも可能ですが、リゾートバイトと工場の期間工は特に求人が豊富なので、すぐに実家を脱出したい人におすすめです。

また勤務期間中は絶好の貯金チャンスなので、貯めたお金を使って地元や都会で部屋を借りることもできますよ。

お金だけがない人

住まいも仕事もあるけれどお金(貯金)がない人は、以下のパターンから選んで行動してみましょう。

お金がない人のおすすめ選択肢
  • 仕事・住まいが変わってOK→前章の住み込み仕事がおすすめ
  • 仕事は変えられない→支出を減らすか、副業をして収入を増やすのがおすすめ
  • 住まいを変えられない→同居人がいれば追い出す、または自分が近所へ引っ越す。支出を減らすか、転職・副業をして収入を増やすのがおすすめ

「住まいを変えられない」については、同居している人を追い出してひとりで暮らしたい、またはなにかしらの事情により住所を大きく変えられない、というシチュエーションを想定しています。

住まいだけがない人

お金もあって仕事もあるのに住まいを確保できない人は、賃貸住宅を借りるための「連帯保証人がいないケースが多いですね。

主な解決策は以下の通りです。

住まいがない人のおすすめ選択肢
  • 賃貸保証会社を使う
  • URなど前払いが効く部屋を借りる
  • いっそのこと家を買う
  • 知り合いの大家のツテを頼るなど、保証会社も連帯保証人も必要ない方法で借りる

気になる選択肢を選んでみてくださいね。

仕事だけがない人

ひとりで住むための部屋があり、暮らしていくために十分な貯金があるなら、そのまま住み続ければ問題ありません。ただし転居をしようと考えた場合、仕事がない=収入がないと見なされて賃貸物件の入居審査に通過できないケースが多いですね。

なお新しく部屋を借りにくいという点は、前章の「住まいだけがない人」と共通のため、以下の解決策も同じです。

  • 大家や賃貸保証会社に家賃前払いなどで交渉する
  • URなど前払いが効く部屋を借りる
  • いっそのこと家を買う
  • 知り合いの大家のツテを頼るなど、個人の信用で借りられる部屋を借りる

上記のアクションは「仕事がない」だけでなく、「連帯保証人が用意できない」場合でも有効な対応策になりますよ。

まとめ

自分が当てはまる項目が絞り込めたら、対応する記事に飛んでチェックしてみてください。

みなさんが暮らしたい場所で日々を過ごせることを願っています。

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