今さら聞けない!リゾートバイトってなに?|定義から向いている人のタイプまで徹底解説

この記事でわかること
  • リゾートバイトってどんなバイト?
  • リゾートバイトでよく募集されている職種は?
  • リゾートバイトはお金が貯まるって本当?
  • リゾートバイトに向いているのはどんな人?

この記事は
「お金が貯まるって聞くけど、リゾートバイトってそもそもなに?」
という疑問に答えるために作成しました。

効率よくお金を貯められるリゾートバイトを知りたい人は、さっそく次からチェックしてみてくださいね。

リゾート地で働くバイト=リゾートバイト

リゾートバイトとは、リゾート地(観光地)でバイトすることを指します。
基本的には勤務地の出身ではない人が、出稼ぎのような感覚で働くことを指すケースが多いですね。

つまり勤務地がリゾート地で、雇用形態がバイトであれば、どんな職種についていてもまとめてリゾートバイト」と表現できます。

リゾートバイトの定番職種5選!

続いてリゾートバイトでよく募集されている職種を5つ紹介します。

リゾバで募集が多い職種
  • 仲居
  • レストランスタッフ
  • フロント
  • クローク
  • 食器洗い(洗い場)

リゾートバイトで募集される職種は、1週間ほど働けば慣れる仕事が多いです。

わたしは仲居・レストランスタッフ・食器洗い(洗い場)・売店スタッフを経験しました。本式着物を着なければいけなかった仲居以外は、1週間でスムーズに働けるようになりましたよ。

リゾートバイトの募集が多い勤務地

次にどのような場所で、リゾートバイトの募集が多いのか紹介します。

リゾバで募集が多い勤務地
  • 温泉地
  • スキー場
  • 海浜リゾートなど

温泉地の募集なら温泉に無料で入れたりスキー場ならリフト無料など、「勤務地あるある特典」があります!特典ありきの勤務地選びもよくあることなので、募集要項でぜひチェックしてみましょう。

お金を貯めたい人にぴったり!貯金がはかどる理由3選

リゾートバイトは「お金が貯められるバイト」として、短期間でまとまった費用を貯めたい人に人気の仕事です。

リゾートバイトの案件を多く扱う派遣会社では、
3カ月で50万円貯められる!
などの煽り文句で募集していますが、これは現実的に可能な金額なんです。

↓このような広告を見たことがある方も多いのではないでしょうか?

本章では、ここまで効率よくお金を貯められる理由を3つ紹介します。

1. 家賃・水光熱費・食費がほとんどかからない

リゾートバイトでは、家賃・水光熱費・食費が0円という募集が珍しくありません。費用がかかったとしても、まかない一食150円など破格な料金がほとんど。そのため、収入のほとんどを貯金可能です。

対して普通にひとり暮らししている場合、家賃・水光熱費の合計で7~8万円はかかることが多いでしょう。

「とにかく実家を抜け出したい!」
と考えている人は、リゾートバイトに飛び込むことで、実家脱出と貯金の2つを同時に叶えられますよ。

2. 交際費・娯楽費がほとんどかからない

リゾートバイトは基本的に地方で働く仕事です。
地元にいるときのように、急に友達から飲み会に誘われることはありません。また勤務地が田舎の場合は、お金を使いたくなる駅ビルやショッピングセンターも近くにないことが多いです。

つまり「お金を使いたくなる機会が少ない=出費が減る=お金が貯まる」ということです。

「自分は自制心が弱いから、目についたものをすぐに買ってしまう」
という人は、そもそも出費する機会が少ない環境に身を置いてみるのも効果的ですよ。

3. 時給が高いから稼げる

リゾートバイトの時給は、給与水準の高い都会基準で設定されています。勤務地周辺の最低時給が800円台であっても、リゾートバイトなら時給1,100円以上というケースも珍しくありません。

つまり都会でアルバイトをしているときと同水準の収入をキープしながら、極限まで固定費を減らせるというのがリゾートバイトの魅力なのです。

リゾートバイトに向いているのはどんな人?特徴4選

自分の適性にあわせて選べる豊富な職種と、無駄なくお金を貯められる環境が、魅力的なリゾートバイト。

これから紹介する特徴に当てはまる人は、リゾートバイトをより楽しめる「リゾートバイト向き」な人だといえるでしょう。

当てはまる項目があるか、ぜひチェックしてみてくださいね。

1. ミニマリストな人

所持品を厳選して、シンプルな生活を送るミニマリスト。実はリゾートバイトに向いているんです。理由は以下の通り。

ポイント
  • 勤務地へ向かう際は、基本的に荷物を手持ちで移動するため、少ないほうがラク
  • 寮はあまり広くないため、荷物が少ないと使える面積が広くなり、快適に暮らせる
  • 急に契約が終了して、帰宅したり別の勤務地に移動する際もスピーディーに動ける

荷物が少ないことはフットワークの軽さにつながります。リゾートバイトは「旅をしながらバイトする」感覚に近いため、身軽でいられることは大きなメリットです。

2. 健康・体力自慢な人

リゾートバイトで扱っている職種のほとんどは、体力勝負です。
また「一定期間だけしっかり働いてくれる人が欲しい」という意図で募集されているため、体調を崩す=すぐ失職につながります。

そのため、健康や体力に自身がある人は、そのポテンシャルを遺憾なく発揮して働けますよ。

3. 変化を楽しめる人

リゾートバイトは基本的に派遣契約のアルバイトがほとんど。
そして派遣契約は「派遣切り」なんて言葉が話題になるほど、契約を切られやすい雇用形態です。

契約が急に終了しても、リゾートバイトは日本全国で募集されているので、変化を前向きに捉えられる人はすぐに次の仕事が決まります

逆に
今まで仲居をしていたから、次も仲居じゃなきゃイヤ
とこだわると選択肢が狭まり、仕事がすぐに決まらないケースも出てきます。

「次はレストランスタッフか、どんな仕事かな♪」
という感覚で、気軽に楽しくリゾートバイトを続けましょう。

4. 車やバイクを持っている人

リゾートバイトの勤務地は、言葉を選ばずに言うと「ド田舎」です。
東京出身のわたしは車やバイクの免許を持っていなかったため、最寄りのスーパーやコンビニまで歩いて30分以上かかることに絶望しました。

しかし車やバイクがあれば、休日には観光客のように周辺の観光地巡りを楽しむことも可能。勤務地を移動する際も荷物を積み込んで簡単に移動できるのも魅力です。

ただしスキー場など、冬は積雪する地域の場合は、スタッドレスタイヤへ交換するなどの工夫が必要です。バイクの持ち込み自体は許可されると思いますが、交通手段としては使えないことを意識しておきましょう。

リゾートバイトに向いていないのはどんな人?特徴3選

リゾートバイトは多くの魅力にあふれていますが、残念ながら向いていない人もいます。自分にとって絶対ゆずれないポイントが含まれていないかどうか、チェックしてみましょう。

1. 気候や環境の変化に弱い人

リゾートバイトの勤務地は、自然豊かな環境であることがほとんどです。そのため、地元とは気候や環境が大きく異なることが多いでしょう。

またスキー場など標高の高い場所で働く場合は、平地に比べて気候の変化も激しいです。

このような気候や環境の変化によって、体調を崩したり精神的に不安定になりやすい人はあまり向いていません

特に気候性の偏頭痛を持っている人は注意しましょう。

2. 定期的に通院が必要な持病を持っている人

リゾートバイトは決まった日に休みを取ることが難しいです。そのため定期的な通院は難しいでしょう。

花粉症やアレルギー性鼻炎など、まとめて薬を確保できるような症状であればほぼ問題ありません。

しかし治療中の虫歯があったり、その他重大な持病があるなど、定期的な通院が必要な人は完治するまでリゾートバイトへの挑戦を保留しておきましょう。

3. 変則的な勤務時間がつらい人

リゾートバイトの勤務時間は基本的にシフト制です。日によって朝番・夜番など勤務時間が異なったり、中抜けという特殊なシフトのケースもあります。

中抜けとは7:00~11:00、17:00~22:00など細切れに働くシフトのこと。特に旅館などの宿泊施設に多い勤務体系です。1日の勤務時間は合計8時間であっても、通し勤務に比べて朝早く夜遅いために、慣れないうちは体調を崩しやすいという点がデメリット。

生活サイクルが変わるとすぐに体調を崩す人は、通し勤務のみの現場を探すか、1カ月など短期間に絞って勤務することをおすすめします。

まとめ|気になったら短期契約で試しに行ってみよう!

この記事ではリゾートバイトの概要をお伝えしました。

お金をしっかり貯められることが魅力のリゾートバイトですが、人によってはつらいと感じてしまうケースもあります。自分の適性を考えた上で、無理なく続けられるかイメージしてみましょう。

向き不向きがよくわからない人は、まずは1カ月程度の短期契約でリゾートバイトに挑戦してみてください。1カ月程度であれば、体が弱めの人でもぎりぎり踏ん張れる期間ではないでしょうか。

ぜひ実家脱出の手段として検討してみてくださいね!

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