お金・住まい・仕事をまとめて確保する方法|住み込み仕事ガイド

この記事でわかること
  • 住み込みの仕事がおすすめな理由
  • 住み込みの仕事のメリット5選デメリット5選
  • おすすめの住み込みの仕事2選

「今すぐに実家から離れたい」
「今すぐに配偶者から離れたい」
「でもお金も住まいも仕事もない」

そんな人におすすめしたいのが、住み込みの仕事です。
給与の日払いや週払いに対応していたり、寮付きまかない付きなど、すぐにお金・住まい・仕事が必要な人にぴったりです。

とはいえ、住み込みの仕事と聞くとなんとなく「奴隷」「丁稚奉公」「地獄のような労働」をイメージする人も多いのではないでしょうか。

さと
さと

実際に住み込みの仕事を足掛け3年していたわたしが、

住み込み仕事のメリット・デメリット・おすすめの仕事を紹介します

なお住み込みの仕事の雇用形態は、勤務先に直接雇われるものと、派遣会社を通じて働くものの大きく分けて2つ存在します。

この記事では、派遣会社を通じて働く場合の住み込み仕事について取り上げていますので、検討の際は注意してみてくださいね。

住み込み仕事のメリット5選

住み込み仕事をおすすめするのは、実際にわたしが働いてみて大きなメリットを感じたからです。
それではさっそく、住み込み仕事のメリットを5つ紹介します。

  1. 給与の日払いや週払いに対応している仕事が多い
  2. 寮費・光熱費・まかないが無料、もしくは激安の仕事が多い
  3. 原則として交通費は全額支給
  4. 契約期間が明確に決まっている仕事が多く、短期集中で稼ぐことに適している
  5. 住民票を移動できることも

1. 給与の日払いや週払いに対応している仕事が多い

派遣会社を通じた住み込みの仕事の募集には、「日払い・週払いOK!」というメリットを掲げている案件が多いです。

これはつまり、仕事の現場まで行けさえすれば、働いてから数日で多少のお金が手に入れられるということです。

片道の交通費と多少の雑費だけ準備できれば、あとはなんとかなる!
と考えると、安心できますよね。

詳しくは後述しますが、住み込みで働いている間は、食・住にまつわる現金出費をほぼ0円にできます。

「もう全財産が10,000円しかない……!」
と悲壮な顔をしている人は、その10,000円を使って住み込みの仕事に行ってみてはいかがでしょうか?

2. 寮費・光熱費・まかないが無料、もしくは激安の仕事が多い

派遣会社を通じて住み込みの仕事をする場合、寮費・光熱費・まかないが無料の案件が豊富にあります。徴収される場合でも、まかない1食100円など超激安なケースが多いです。

生活に最低限必要なほとんどの部分が無料になるため、貯金もしやすいですし、手持ちの現金が心もとなくても生きていけます。

3. 原則として交通費は全額支給

住み込み仕事の多くは地方にあります。今の住まいから離れている場合は、高速バスや新幹線を使って向かう必要があるため、「そこそこ交通費がかかるのがネックだなぁ」と感じる人もいるでしょう。

しかし原則として、交通費はあとできちんと支給されます。もちろん上限設定があるケースも多いので、費用を優先するなら距離や交通手段をある程度考慮して現場を選びましょう。

さと
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お金が1円も手元にない人は

以下の記事を参考に稼ぎましょう!

4. 契約期間が明確に決まっている仕事が多く、短期集中で稼ぐことに適している

派遣会社を通じて住み込みの仕事をする場合、
「繁忙期の2カ月だけ人手が欲しい」
「正規雇用のスタッフの産休中だけ、働いてくれる人が欲しい」
など、期間を限定して募集している案件が非常に多いです。

また寮費・光熱費・食費がかからない※ため、給料のほとんどを貯金に回すことも十分に可能です。
つまり、住み込み仕事は短期間でがっつり稼ぐことに向いているということですね。

もちろん、派遣先の状況に応じて更新に更新を重ねて、結果として長期の契約になることもありますよ。

※負担額は派遣先によって異なります。ただし、寮費・光熱費・食費が無料の仕事は珍しくありません。

5. 住民票を寮に移動できることも

派遣先の寮に住み込んでいる間、住民票を寮に置くことも可能なケースが多いです。事前に派遣先の勤務地へ相談は必要ですが、わたしが今まで働いた7箇所のいずれでも、嫌な顔をされたことはありませんでした。

また以前の住所から郵便物を転送で受け取ることも、同様に許可してくれる勤務地がほとんどです。
今すぐに住民票を移して、名実ともに独立したい人にとってはうれしいポイントですよね。

派遣会社で案件を紹介してもらう際に、
「住民票を移したい」
「郵便物を転送で受け取りたい」
と担当者に伝えてみましょう。

派遣先を決める際に、派遣会社の担当者から上記条件をあらかじめ伝えてもらうことで、ミスマッチを防げますよ。

※上記を希望すると受け入れてくれる派遣先が多い、というだけで、「うちは無理」という派遣先ももちろんあります。希望する人は、案件を決める前に派遣会社の担当者へ相談しておくことを、強くおすすめします。

住み込み仕事のデメリット5選

住み込みの仕事にはメリットもありますが、もちろんデメリットもあります。わたしが実際に働いていた頃に、デメリットだと感じたことを5つ紹介します。

  1. 職場の人と距離が近い
  2. 勤務地は田舎であることが多く、娯楽施設が少ない
  3. 公共交通機関は期待できない
  4. 体調を崩したら即契約解除もありえる
  5. 定期的に休日をもらえない現場もある

1. 職場の人と距離が近い

勤務時間中、一緒に働いている人と同じ建物(寮)に住むことが多く、寮によってはお風呂・トイレ・キッチンが共用設備であるケースも珍しくありません。

つまり、ちょっと外に出るだけで、職場の人と顔を合わせるということです。
オンとオフをしっかり分けたい人にとっては、苦しく感じる場合もあるでしょう。

また寮から職場が見えるほど、近接しているケースも多いため、常に職場が見えることで休日も心が休まらないと感じる人もいました。

寮内で人と会うのがつらいと感じる人は、アパートを寮として借り上げているような、お風呂・トイレ・キッチンも部屋に備え付けの寮がある派遣先を選びましょう。意外と多くありますよ。

寮から職場が見えることがつらい人は、休日は出かけてしまうことをおすすめします。また最初の1カ月ほどは体が慣れていないため、寝続けてしまう人もいます。意外と気にしている余裕はないかもしれません。

2. 勤務地は田舎であることが多く、娯楽施設が少ない

住み込み仕事を募集している勤務地は、東京23区に住んでいる人からすると「ド田舎」と言って差し支えない地域であることが多いです。

娯楽施設といえば、車でしか行けないカラオケかパチンコだけで、本屋すらない地域も珍しくありません。

このような環境ではスマホが強い味方になります。Wi-Fiがない寮も多いため、通信量の制限がない大手キャリアを強くおすすめします。

特にドコモならスマホで通信する分だけでなく、パソコンなどで使う場合のテザリングも通信量の制限がありません。田舎であっても、大抵快適に通信可能なエリアの広さも魅力です。

あわせてHuluやAmazon Primeなど、エンタメコンテンツを契約してみるのも良いですね。

3. 公共交通機関は期待できない

「待ちに待った休日だ!出かけよう!」
と思っても、田舎なので電車は1時間に1本、バスは2時間に1本などがざらにあります。

車やバイクを持っている人なら、派遣先の許可があれば持ち込めるケースがあるので相談してみると良いでしょう。また車を持っていない人は、近くの公共交通機関の運行頻度をチェックしつつ、応募する案件を選ぶことをおすすめします。

4. 体調を崩したら即契約解除もありえる

派遣で働くということは、「替えの効く労働力」であることと同義です。
今まで暮らしていた地域とは違う気候、仕事内容で体調を崩しやすくなりますが、体調を崩して1日でも欠勤したら、即契約解除の打診をされる派遣先も多いです。

多くの勤務先がシフト制で稼働しているため、欠勤した=欠勤しやすい人=仕事ができない人=使えないからいらないという連想ゲームがすぐに成立してしまいます。

体調管理はしっかりしましょう。

5. 定期的に休日をもらえない現場もある

特に旅館などの宿泊業に多いのですが、お客さまの入りによって休めるかどうかが変わります。
わたしが働いたことのある旅館では、前日の22時にならないと、翌日が休みか出勤かわからない制度でした。そのような制度の中で、ずるずると最高12連勤したこともあります。

前述の通り、しっかり体調を安定できるよう、早寝早起きを心がけましょう。基本的に時給制の現場がほとんどなので、働いたら働いただけ給与が発生することが救いです。

働いた時間を入力すると、給与を自動で計算してくれるスマホのアプリもあるため、毎日入力して増えていく金額を眺めていると心が慰められますよ。

おすすめの住み込み仕事2選

住み込みの仕事の中で、わたしのおすすめは以下の2種類です。

  • リゾートバイト
  • 工場の期間工

おすすめの理由は以下の通りです。

  • 好みにあわせて選べるほど、案件が豊富にある
  • これらを得意分野とする大手の派遣会社が複数ある
  • 即日勤務開始できる案件が多い

それぞれの仕事について、情報をまとめ次第記事を公開する予定です。

まとめ

すぐにでも今の環境から抜け出して、お金・住まい・仕事を確保したいと考えている人も多いでしょう。

この記事を読んで「たしかに!」と納得した方は、ぜひそれぞれの仕事の詳細紹介記事をチェックしてみてくださいね。

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